LINE運用・配信代行
LINE VOOMとは?LINE公式アカウントからの投稿方法やタイムラインとの違いを解説
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株式会社SoLabo(ソラボ)は、SEO、コンテンツ制作、SNS戦略からデータ分析まで、総合的なデジタルマーケティングでお客様のビジネスをサポートします。
LINEのユーザー同士で動画や画像などを共有できるタイムラインがサービスを終了し、新たにLINE VOOMの提供が開始されました。これまでタイムラインを利用していた人の中には、LINE VOOMの使い方やタイムラインからの変更点が気になる人もいるでしょう。
この記事では、LINE公式アカウントからのLINE VOOMの投稿方法や、タイムラインとの違いについて解説します。LINE公式アカウントでLINE VOOMの利用を検討している人や、LINE VOOMの使い方でお困りの人は参考にしてみて下さい。
LINE VOOMはタイムラインをリニューアルした動画プラットフォーム
LINE VOOMとは、タイムラインがリニューアルされた動画中心のコンテンツプラットフォームです。LINE VOOMでもタイムラインと同様にショート動画や写真などの共有が可能で、企業・個人を問わず投稿を通じた交流ができます。
タイムラインからLINE VOOMに変更するには、LINEをアップデートすれば自動的に切り替わります。 タイムラインに投稿した内容はLINE VOOMにも引き継がれますが、アップデート後にLINE VOOMからタイムラインへ戻すことはできません。
LINE VOOMへの投稿はメッセージ配信数にカウントされないため、配信の上限を気にすることなく何度でも投稿が可能です。 LINE VOOM LINE VOOMで企業や商品がユーザーの目に触れる機会を増やすことで、自社のサービスの利用や友だち追加の促進につながるでしょう。
LINE VOOMとタイムラインの違い
LINE VOOMのタイムラインとの主な違いは、投稿の公開対象が友だちからフォロワーとなる点です。友だちとフォロワーは別であり、友だちはLINE公式アカウントのメッセージやチャットを利用できるユーザー、フォロワーはLINE VOOMの投稿を表示できるユーザーです。
タイムラインでは、LINE公式アカウントを友だち登録しているユーザーに投稿が公開されていましたが、LINE VOOMではフォロワーへの公開がメインとなります。 おすすめ動画やユーザー同士の拡散によって表示されない限り、LINE VOOMをフォローしていない友だちに投稿が閲覧されることはありません。
LINE VOOMのフォロワーとLINE公式アカウントの友だちは連動しておらず、友だち追加されたユーザーが自動的にLINE VOOMのフォロワーにはなりません。同様に、LINE VOOMをフォローしたユーザーが、自動的に友だち追加されることもありません。ただし、LINE公式アカウントでは、LINE VOOMへのリニューアル以前に友だち登録したユーザーはフォロワーとして引き継がれます。
LINE VOOMへのリニューアル後にLINE公式アカウントを新規で友だち登録したユーザーは、LINE VOOMをフォローするまで投稿を見ることができません。友だち追加時に自動送信されるあいさつメッセージでLINE VOOMのフォローをうながすなど、多くのユーザーに投稿を見てもらえるよう工夫しましょう。
なお、当サイトを運営する株式会社SoLaboはLINEの運用代行をしています。VOOM等も活用してリード獲得をしており、LINE運用の知見がありますので、ご興味のある人はサービス内容や事例をまとめた資料をダウンロードしてみてください。
LINE VOOMの投稿方法
LINE公式アカウントからのLINE VOOMの投稿は、WEB版とアプリ版のどちらからでも可能です。
LINE公式アカウントの管理画面でLINE VOOMを選択すると、LINE VOOMの管理画面へ移行し投稿や編集を行えます。一度公開したLINE VOOMの投稿でも、あとから編集や削除が可能です。LINE VOOMの管理画面では投稿の作成や編集のほか、フォロワー数や動画の再生数のデータも確認できます。
LINE公式アカウントからLINE VOOMを投稿する場合、公開範囲の設定ができません。LINE VOOMをフォローしている全てのユーザーへ投稿が公開されるため、特定のユーザーへ向けた情報はメッセージ配信やチャットを利用しましょう。
LINE VOOMに投稿できる内容
LINE VOOMに投稿できる内容は以下の通りです。
概要 | 投稿可能数 | |
動画 | 再生時間:20分以下
ファイルサイズ:500MB以下 ファイル形式:MP4、M4V、MOV、AVI、WMV |
画像含む20ファイルまで |
画像 | ファイルサイズ:10MB以下
ファイル形式:JPG、JPEG、PNG、GIF |
動画含む20ファイルまで |
テキスト | 投稿内容の説明やハッシュタグを挿入できる | テキスト:10,000文字まで
ハッシュタグ:20個まで |
スタンプ | スタンプや絵文字を挿入できる | スタンプ:20個まで
(アニメーションスタンプを利用する場合は1個のみ) |
位置情報 | 店舗や企業の所在地を表示したマップを投稿できる | 1か所のみ |
クーポン | LINE公式カウントで事前に作成したクーポンを投稿できる | リサーチ含むいずれか1つのみ |
リサーチ | ユーザーの属性や、商品、サービスに関するアンケート機能。
LINE公式アカウントで事前に作成したリサーチをLINE VOOMに投稿できる |
クーポン含むいずれか1つのみ |
LINE公式アカウントからのLINE VOOMの投稿では、動画以外にもクーポンやリサーチなどLINE公式アカウントならではの内容を投稿できます。
LINE VOOMの投稿は、フォローされているユーザーがいいねやコメントをすることで、フォロワー以外のユーザーにも拡散が可能です。LINE VOOMでユーザーにとって有益な情報を発信することで、LINE VOOM経由での友だち追加やフォローが見込めます。LINE VOOMの投稿をきっかけに商品やサービスに興味を持ってもらえるよう、クーポンの配布や動画を使ったサービスの紹介をしてみましょう。
配信メッセージの内容をLINE VOOMに投稿できる
LINE公式アカウントのメッセージ配信の内容を、LINE VOOMへ同時投稿できます。
配信メッセージの作成画面で「LINE VOOMに投稿」にチェックを付けると、配信と同時にメッセージの内容がLINE VOOMに投稿されます。LINE公式アカウントの友だちとLINE VOOMのフォロワーの両方に一度に情報を配信できるため、LINE公式アカウントの運用の手間を軽減することが可能です。
ただし、2つ以上の吹き出しで構成されたメッセージはLINE VOOMへの同時投稿ができません。また、リッチメッセージ、リッチビデオメッセージ、カードタイプメッセージ、ボイスメッセージもLINE VOOMに対応していないため同時投稿を利用できません。動画にコメントやハッシュタグを付けて投稿する場合など、複数の内容を組み合わせた投稿はLINE VOOMの管理画面から作成して下さい。
LINE VOOMの投稿を収益化できる
LINE VOOMのフォロワーや動画再生数が増えると、投稿の収益化が可能になります。収益化の審査に通過したLINE VOOMのアカウントは、投稿した動画の再生数に応じて広告収入を得ることができるためです。
LINE VOOMで収益を得るためには、以下の2つの条件を満たすことが前提です。
- LINE VOOMのフォロワー500人以上
- 投稿動画の直近1カ月の再生時間が50時間以上
条件を満たすことで収益化の申請が可能となり、審査を通過するとLINE VOOMの収益化が可能となります。ただし、審査を通過した場合でも投稿の内容や動画再生数の減少によって、収益化が停止される恐れがあります。LINE VOOMで収益を得るには、定期的に動画を投稿して閲覧数を獲得し続ける必要があるでしょう。
LINE VOOMの収益化の流れや審査について詳しく知りたい人は「LINE VOOMで収益を得るには?」をご覧ください。
まとめ
タイムラインに変わるサービスであるLINE VOOMでは、動画を中心としたさまざまな投稿でユーザーとのつながりを持つことが可能です。フォロワーがいいねやコメントをすることで、フォロワー以外のユーザーにもLINE VOOMの投稿内容を拡散できます。
LINE VOOMとタイムラインの主な違いは投稿の公開範囲で、LINE VOOMではフォロワーへの公開となります。友だちとフォロワーは連携していないため、友だち登録しているユーザーにはメッセージを通じてLINE VOOMのフォローを呼びかけると良いでしょう。
LINE VOOMは配信数の上限なく投稿が可能で、LINE VOOM経由での友だち追加や情報の拡散が期待できます。動画を通じて企業やサービスをアピールしたいと考えている人は、LINE VOOMの利用 を検討してみて下さい。