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LINE広告は何種類ある?広告の配信面ごとの特徴とフォーマットを解説

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株式会社solabo

株式会社SoLabo(ソラボ)は、SEO、コンテンツ制作、SNS戦略からデータ分析まで、総合的なデジタルマーケティングでお客様のビジネスをサポートします。

LINE広告の配信を検討している人の中には、配信面の選択について悩んでいる人もいるでしょう。

LINE広告の配信面はそれぞれアクセス数も利用者層も異なります。広告の種類も動画と静止画の2種類あり、目的に応じて使い分け可能です。

この記事では、LINE広告の種類について解説しています。自分の会社に向いているLINE広告の配信の仕方で悩んでいる人は、参考にしてみてください。

ターゲットに合わせたLINE広告の配信面

LINE広告の主な配信面は複数種類あります。それぞれアクセス数やターゲットとなる客層が異なるため、目的に合わせた配信先を選ぶといいでしょう。ターゲットや目的に合わせた配信面の選択が、集客の際の効果に影響するためです。

【LINE広告の主な配信面の種類】

  • トークリスト
  • LINE NEWS
  • LINE VOOM
  • LINE BLOG
  • LINEポイントクラブ
  • LINEショッピング
  • ウォレット
  • LINE Monary
  • ホーム
  • LINEマイカード
  • LINEクーポン
  • LINEチラシ
  • LINEマンガ
  • LINE広告ネットワーク

引用元:LINE for Business公式サイト「LINE広告とは」

LINEキャンパス の公式サイトによると、LINEは月間ユーザー数9,200万人(2022年3月末時点)のユーザーを抱えており、10代から60代の幅広い世代で利用されている旨の記載があります。広告配信を上手に活用すると、売上や集客に繋がる可能性があります。

今回は、LINE広告の配信面の中から6つに絞ってご紹介します。

トークリスト

トークリストはLINEアプリの中で最もユーザーに利用されている画面です。LINEアカウント利用者の10代から60代の幅広い世代の人が目にするため、大規模なプロモーションに活用できます。

トークリストでは、LINEアプリ内の「トーク」タブ最上部に広告が表示されます。トークリストとは、普段LINEのトーク画面でコミュニケーションをとっている相手の一覧が表示されている画面です。

トークリストで使用できる配信フォーマットは、静止画のみです。

【トークリストで使用可能なフォーマット一覧】

掲載面 静止画 動画
Card

(1200×628)

Square

(1080×1080)

Carousel

(1080×1080)

Small Image Card

(16:9)

Square

(1:1)

Vertical

(9:16)

トークリスト × × × ×

トークリストで配信する場合は、Carousel(カルーセル)のフォーマットは使用できません。Carouselは1つの広告枠にスライド式で最大10点の画像を掲載できるフォーマットです。 Carouselの広告を作成する人は、トークリストには広告が配信されない点を留意しましょう。

LINE NEWS

LINE NEWSとは、LINEで経済情報や天気などのニュースが読めるサービスです。LINE for Business の公式サイトによると、利用の多いユーザー層は20代から40代である旨が記載されています。

LINE NEWSの配信面は即時性のあるコンテンツと相性が良い傾向にあります。そのため、LINE NEWSでは天気や経済情報などのニュースが配信されています。

アカウント記事の一覧ページにも広告配信が可能で、アカウントメディアの媒体は370媒体にも及びます。

LINE NEWSの広告は、LINEアプリ内の「ニュース」タブトップページや記事一覧ページに表示されます。

LINE NEWSでは、静止画・動画両方の配信フォーマットが利用可能です。

【LINE NEWSで使用可能なフォーマット一覧】

掲載面 静止画 動画
Card

(1200×628)

Square

(1080×1080)

Carousel

(1080×1080)

Small Image Card

(16:9)

Square

(1:1)

Vertical

(9:16)

LINE NEWS ×

LINE NEWSの場合、動画のVertical(バーティカル)のみ使用できません。Verticalは動画専用フォーマットで、大きい画面表示のLINEVOOMに対応しています。動画のVerticalの広告を作成する際には、LINE NEWSには広告が表示されない点を留意しましょう。

LINE VOOM

LINE VOOMとは、動画投稿に「いいね」やコメントなどで気軽にコミュニケーションが行えるサービスです。LINE for Business の公式サイトによると、10代から60代までの幅広いユーザー層に利用されている旨の記載があります。

LINE VOOMでは、LINEアプリ内の「VOOM」タブ内の動画に広告が表示されます。動画内に広告を入れることで、より自然に広告配信が可能です。

また、LINE VOOM はLINE公式アカウントのブロック状況に関係なく、全ユーザーに広告の配信ができます。自社のLINE公式アカウントが一部ユーザーにブロックされていても、ブロックしているユーザーへの広告表示が可能です。

LINE VOOMでは、静止画・動画両方の配信フォーマットが利用できます。

【LINE VOOMで使用可能なフォーマット一覧】

掲載面 静止画 動画
Card

(1200×628)

Square

(1080×1080)

Carousel

(1080×1080)

Small Image Card

(16:9)

Square

(1:1)

Vertical

(9:16)

LINE VOOM ×

LINE VOOMの場合は、静止画のSmall Image(画像小)のみ使用することができません。Small Imageは、シンプルなフォーマットで画像とテキストで構成され、トークリストやLINE NEWSで表示されます。Small Imageの広告を作成する人は、LINE VOOMでは広告が表示されない点を留意しましょう。

LINE BLOG

LINE BLOGとは、2,500組(2019年8月時点)以上の利用者がいる情報発信&コミュニケーションツールです。LINE for Business の公式サイトによると、LINE BLOGの利用者はアーティストや著名人をはじめ、20代から40代を中心に利用しているとなっています。

LINE BLOGは、閲覧者との双方向のコミュニケーションが可能になっています。ブログを更新するとLINEアカウントのタイムラインに自動的にフィードが投稿される仕組みです。

広告は、LINE BLOGアプリ内のブログ記事に表示されます。

LINE BLOGでは、静止画・動画両方の配信フォーマットが利用可能です。

【LINE BLOGで使用可能なフォーマット一覧】

掲載面 静止画 動画
Card

(1200×628)

Square

(1080×1080)

Carousel

(1080×1080)

Small Image Card

(16:9)

Square

(1:1)

Vertical

(9:16)

LINE BLOG × ×

LINE BLOGの場合、静止画のSmall Image(画像小)と動画のVertical(バーティカル)は使用できません。Small ImageやVerticalで広告を作成する人は、LINE BLOGでは広告配信されない点を留意しましょう。

LINEポイントクラブ

LINEポイントクラブとは、友だち追加や動画視聴・ミッションなどの指定された条件をクリアするとLINEポイントがもらえるサービスです。

LINE for Business の公式サイトによると、LINEポイントのPV数は月2.6億で(2021年7月~2021年9月平均値)国内最大級のリーチ力を持っている旨が記載されています。また、ユーザー層は40代から50代となっています。

LINEポイントクラブの広告は、「LINEポイントクラブ」の記事内に表示されます。LINEポイントクラブのサービスは、LINEポイントクラブアプリ内の「ウォレット」タブ「LINEポイントクラブ」アイコンのクリックでアクセスできます。

LINEポイントクラブでは、静止画・動画両方の配信フォーマットが利用可能です。

【LINEポイントクラブで使用可能なフォーマット一覧】

掲載面 静止画 動画
Card

(1200×628)

Square

(1080×1080)

Carousel

(1080×1080)

Small Image Card

(16:9)

Square

(1:1)

Vertical

(9:16)

LINEポイントクラブ × ×

LINEポイントクラブの場合、静止画のSmall Image(画像小)と動画のVertical(バーティカル)は使用できません。Small ImageやVerticalで広告を作成する人は、LINE BLOGでは広告が表示されない点を留意しましょう。

LINEショッピング

LINEショッピングは、ファッションや雑貨などの商品をLINEアプリ上から購入できるサービスです。商品数は1億点を超え、約250社から購入可能です。LINE for Business の公式サイトによると、ユーザー層は20代後半・30代・40代前半となっています。

LINEショッピングでは、「LINEショッピング」の記事中に広告が表示されます。LINEショッピングサービスは、LINEショッピングアプリ内の「ウォレット」タブ「ショッピング」アイコンをクリックすることでアクセスできます。

LINEショッピングでは、静止画・動画両方の配信フォーマットが利用可能です。

【LINEショッピングで使用可能なフォーマット一覧】

掲載面 静止画 動画
Card

(1200×628)

Square

(1080×1080)

Carousel

(1080×1080)

Small Image Card

(16:9)

Square

(1:1)

Vertical

(9:16)

LINEショッピング × × ×

LINEショッピングの場合は、静止画のSmall Image(画像小)とCarousel(カルーセル)、動画のVertical(バーティカル)が使用できません。Small ImageとCarousel、Verticalの広告を作成する際には、LINEショッピングには広告が表示されない点を留意しましょう。

広告を表示する場所は詳細に指定できない

LINE広告では、広告を表示する場所はユーザー側で詳細に指定できません。

LINE広告は自動で最適な広告が差し替えられる運用型広告であり、出稿する側が具体的に配信面を指定して決められないためです。

運用型広告とは、リアルタイムで配信効果を測定し、複数のフォーマットで作成した広告から自動で最適な広告が差し替えられる仕様の広告です。

LINEキャンパスの公式サイトによると、課金方法によって選択できる広告フォーマットが異なる旨の記載があります。課金方法に悩んでいる人は、目的に合わせたフォーマットが選択できる課金方法を選びましょう。

動画と静止画を使い分ける

動画と静止画での広告配信には、それぞれメリットとデメリットがあります。自社に合った広告配信の仕方に悩んでいる人は、動画や静止画の特徴を理解して自社のリソースに合った広告配信の種類を考えましょう。

【各フォーマットの特徴】

動画 静止画
Good ・静止画よりも多くの情報を伝えられる

・映像の演出でユーザーの注目をあつめられる

・映像の進行にともなって段階的にユーザーの気持ちを盛り上げていくことができる

・シーンを複数用意することができるのでデザイン表現の幅が広がる

・動画と比較して少ないコストで制作可能

・訴求軸を絞った作り分けがしやすい

・シーンの遷移が少ないため、常に伝えたいメッセージを表示可能

・静止画しか配信されていない枠もあるので動画と両方運用することが望ましい

Bad ・静止画に比べ、制作工数がかかる ・動画に比べ伝えられる情報量が少ない

引用元:LINE for Businessの公式サイト「1-3.動画と静止画の特徴」

動画は多くの情報を伝えられ、多様な表現ができるため注目を集めやすいメリットがあります。反面、広告の製作コストや作業工数がかかるデメリットがあります。対して静止画は、動画と比べて広告の製作コストは抑えられますが、伝えられる情報が限られます。

配信面によっては、静止画・動画のどちらか一方しか掲載できないものもあり、使用可能なフォーマットも決まっています。広告配信の目的やコスト・工数などを考慮し適切に使い分けましょう。

セールスポイントで広告を作り分ける

広告は「何をセールスポイントとするか」によって見た人からの印象が変わります。ターゲットによって求めている商品や効果が異なるためです。

たとえば、同じ画像を使用した広告の場合、一方はタイトルにターゲットを女性に絞った言葉を入れ、もう一方は若者に注目を集めたい言葉を入れます。セールスポイントであるメッセージを変えるだけで、注目するターゲット層は変わります。

セールスポイントは、効果効能や使い心地や使用感など、商品のさまざまな要素から考えられます。このように、ユーザーの欲求に特に影響のあるセールスポイントを訴求軸と言います。

■訴求軸の例

・効果効能

・使い心地や使用感

・価格

・期間限定のキャンペーン

・実績

・口コミ など

引用元:LINE for Businessの公式サイト「複数の訴求軸でクリエイティブを用意する」

LINEの各配信面では、ユーザー層や興味関心も異なります。説明文には特定のユーザーが興味を持つ説明を入れた上で、テキストが長くならないよう注意しましょう。

LINE広告ネットワークの利用で他のアプリでも広告配信可能

LINE広告ネットワークとは、ニュース・電子書籍・SNSなど幅広いアプリに広告配信可能なネットワーク広告です。

LINE for Businessの公式サイトによると、LINE広告ネットワークは10,000を超える(2022年8月時点)モバイルアドネットワークで、さまざまなアプリが存在している旨の記載があります。LINE広告ネットワークの利用で、LINE以外のアプリでも広告配信ができます。

LINE広告ネットワークでは、静止画・動画両方の配信フォーマットが利用可能です。

【LINE広告ネットワークで使用可能なフォーマット一覧】

掲載面 静止画 動画
Card

(1200×628)

Square

(1080×1080)

Carousel

(1080×1080)

Small Image Card

(16:9)

Square

(1:1)

Vertical

(9:16)

LINE広告ネットワーク ×

LINE広告ネットワークの場合、Carousel(カルーセル)のフォーマットは使用できません。LINE広告ネットワークで広告を作成する人は、Carouselは広告表示されない点を留意しておきましょう。

まとめ

LINE広告は、配信面によってユーザーやアクセス数が異なります。誰に何をしてほしいのか、ターゲットや目的に合わせた広告配信を考えるといいでしょう。

また、配信面によって使用できる広告のフォーマットも決まっています。LINE広告を作成する人は、それぞれの配信面で使用できる動画や静止画のフォーマットを事前に確認しましょう。

LINE広告を利用すれば、SNSのなかでLINEしか使っていない人にも広告を届けられます。LINE広告で広告を複数種類作成することで、LINEの各サービスで広告が表示され、売上や集客に繋がるかもしれません。自社に合ったLINE広告を出したい人は、目的やターゲットを明確にして、リソースを考慮し広告を作成してみてください。

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