LINE運用・配信代行

LINE広告の入札方法やコツを解説

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株式会社solabo

株式会社SoLabo(ソラボ)は、SEO、コンテンツ制作、SNS戦略からデータ分析まで、総合的なデジタルマーケティングでお客様のビジネスをサポートします。

LINE広告を利用したい人の中には、広告の入札方法がわからない人もいるでしょう。LINE広告の配信枠はオークションで決定しており、最も高い入札額を設定した人が広告枠を獲得できます。

この記事では、LINE広告枠の入札方法や入札のコツについて解説します。LINE広告の入札の種類がわかっていない人や、入札のコツを知りたい人は参考にしてみてください。

LINE広告はオークション形式で配信枠が獲得できる

LINE広告の配信枠は、オークション形式で配信枠が決定します。同じユーザーにターゲティングしている広告同士の中で、もっとも高い入札金額の広告が配信される仕組みです。

配信の効果を見ながらリアルタイムで配信設定をその都度変えられるので、配信効果の改善ができます。

オークション形式での広告枠の獲得は、競合が多ければ多いほど入札が難しくなります。配信の効果を見ながらリアルタイムで配信設定をその都度変えられるので、予算を考えながら競合に勝って広告枠を手に入れられるようにオークションへの入札を行いましょう。

入札方法には自動入札と手動入札がある

LINE広告の配信枠の入札方法には自動入札と手動入札の2種類があります。自動入札はコンバージョン数が増えるごとに機械学習によって精度が向上していき、手動入札は広告グループごとに手動で設定した入札金額に基づき入札が行われます。

配信方法によって使い分け、広告の効果向上や予算の効率的な利用ができます。特徴や入札単価も異なるので、それぞれの入札方法の特徴を確認して広告配信に生かしましょう。

【自動入札と手動入札の違い】

入札方法 入札種別 入札最低単価 メリット デメリット
自動入札 自動CPC(クリック最適)

自動CPM(コンバージョン最適/動画再生最適)

CPC:36円

CPA:1,200円

CPF:75円

CPI(cost per install、1インストールあたりの広告コスト):100円

CPV(cost per video、広告視聴1回あたりのコスト):1円

CTRやCVRの最適化が行われる パフォーマンスや配信量が安定しない
手動入札 手動CPC

手動CPM

CPC:24円

CPM:200円

CPF:50円

CPCをコントロールしやすい パフォーマンスが担保できない可能性がある

自動入札は事前に設定した入札単価や予算内で配信効果が上がるように、AIによって入札額が自動調整されます。AIの学習が終わるまではパフォーマンスが安定しないデメリットがあるものの、CTRやCVRの最適化をしたい人や、広告運用に慣れていない人に向いていると言えるでしょう。

手動入札は広告の運用担当者が入札額をその都度調整する方法で、必ずオークションに勝ちたいときに手動入札で入札単価を高く指定するなどの使用に向いています。CPCを護りながら着実にCVを出すことができる一方、都度入札単価を調整する必要があるので、予算を重視する人や広告に慣れている人向けです。

入札最低単価も違うので、目的や予算によって入札方法を使い分けるようにしましょう。

自動入札は4つの中から入札戦略が選択できる

LINE広告の自動入札は4つの中から入札戦略が選択できます。自動入札の中でも目的や予算に合った入札タイプを選択し、自社の広告配信に生かしましょう。

日予算の消化、目標CPA(顧客獲得単価)、どのくらいコンバージョンを得たいかなど、目的に沿った入札戦略を選べます。

【入札戦略の目的と概要】

目的 概要
単価の上限なしで1日の予算の消化を最大化 予算がたくさんあり、CPAを気にしない場合

他の入札戦略に比べて単価が高くなる可能性がある

イベント単価の目標を設定 予算はあるが、CPAはやや抑えたい場合
イベント単価の上限を設定 CPAを重視するが、CV数もそれなりに取りたい場合
入札額の上限を設定 CVが少なくてもいいので、目標CPAを超えたくない場合

必ず上限CPAに抑えられるわけではない(多少超える場合がある)

上からCV数が獲得できる順に記入しています。CV数の獲得数に伴い、CPAも高騰します。

「イベント単価の目標を設定」、「イベント単価の上限を設定」は、LINE社が推奨している入札戦略です。「イベント単価の目標を設定」は、予算を多少超える場合がありますが基本予算に沿ってなるべく多くのコンバージョンを取る場合、「イベント単価の上限を設定」は予算を大幅に超えずにCV数を最大化させたい場合に適しています。

「イベント単価の目標を設定」の方がCV数を獲得できますが、CPAを抑えられるのは「イベント単価の上限を設定」です。予算とコンバージョン、どちらを重視するかで入札戦略を選べます。

「単価の上限なしで1日の予算の消化を最大化」は1日の予算消化を目的としているため、4つの入札戦略の中で最もコンバージョン数が見込まれます。その一方で、CPCやCPAが他の入札方法に比べて高騰する可能性があります。

「入札額の上限を設定」は、CV数よりもCPAを重視する入札方法です。予算に設定した金額を超えたくない場合は、この入札戦略を設定すると良いでしょう。

入札戦略は広告グループの設定画面から設定可能です。入札戦略をうまく活用して、配信効果のアップを目指しましょう。

まとめ

LINE広告の配信枠は、オークション形式で配信枠が決定します。同じジャンルの広告同士の中で、もっとも高い入札金額の広告が配信される仕組みで、競合が多ければ多いほど入札が難しくなります。

LINE広告の配信枠の入札方法には自動入札と手動入札の2種類があります。特徴や入札単価も異なるので、配信方法によって使い分けることで広告の効果向上や予算の効率的な利用ができます。

自動入札の場合、4つの中から入札戦略を選択できます。日予算の消化、目標CPA(顧客獲得単価)、どのくらいコンバージョンを得たいかなど自動入札の中でも目的や予算に合った入札タイプを選択し、自社の広告配信に生かしましょう。

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