LINE運用・配信代行
LINE公式アカウントの運用代行会社の選び方を解説
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株式会社SoLabo(ソラボ)は、SEO、コンテンツ制作、SNS戦略からデータ分析まで、総合的なデジタルマーケティングでお客様のビジネスをサポートします。
LINE公式アカウントを運用している人の中には、運用を他社に代行したいと考える人もいますよね。他社に運用代行を依頼する際は、LINEアカウントを運用を行っていく上で品質の良い会社の中から予算からマッチした会社を決めると良いでしょう。
この記事では、LINE公式アカウントの運用代行会社の選び方を解説します。LINE公式アカウントの運用代行会社選びに迷っている人は参考にしてください。
品質の良い運用代行会社を選ぶ
LINE公式アカウントの運用代行会社を決める際には、実績や制作物の品質の良い会社を選びましょう。品質が良いかどうかを見分けるポイントとして、以下の3点が挙げられます。
【品質の高い運用代行会社の選ぶポイント】
- 任せたい業務内容での実績がある
- イメージに沿った制作物を作成してくれる
- 長期運用サービスが利用できる
ポイントについては、可能なら上記の3点を同時に満たす運用会社に依頼するのが望ましいです。
構築などのスポットの仕事を依頼するのなら一部のポイントのみ満たす会社でも成果が出るかもしれませんが、継続的な代行を依頼する場合にはレポートを共有してくれ、アカウントがより成長するために施策内容をブラッシュアップしてくれる運用会社でないと成果を出し続けるのは難しいためです。
運用代行会社を選ぶときには、会社のホームページの事例を確認する、または実際に運用しているアカウントに登録してクリエイティブを確認する手段があります。実績だけでは見えない部分に関しては、一度問合せをしてみてミーティングを行い、気になる点をヒアリングしてみると良いでしょう
任せたい業務内容での実績がある
代行を依頼したい会社に任せたい業務内容での実績があるかを確認しましょう。運用代行会社のホームページから、サービス内容や実績を見て依頼できるか決める必要があります。
【運用代行のサービス内容】
- 初期設定・構築代行
- リッチメニュー、クリエイティブ作成
- メッセージ設定、メッセージ配信代行(クーポン含む)
- 分析・効果測定
- 拡張ツール導入
1つのサービスに特化した会社もあれば、横断的に複数の業務を行える会社もあります。依頼したいサービスによって対応の可否が異なるので、代行を検討している会社の事例を確認し、実績があるか判断しましょう。
イメージに沿った制作物を作成してくれる
自社のイメージに合った制作物を作成してくれる会社を選びましょう。制作物のクオリティが低い会社に運用代行を依頼してしまうと、LINE公式アカウントの運用効果が出ない可能性があるためです。
運用代行における制作物と呼ばれるものとして、メッセージの文言、リッチメニューやバナーのデザイン、動画が挙げられます。たとえば、制作物が自社のイメージと合わない場合、自社の魅力が伝わらず、コンバージョンに繋がらないといったリスクがあります。
制作物が自社のイメージ通りだからという理由だけでコンバージョンが確実に伸びるとは限りませんが、制作物が自社のイメージに沿わない場合はアカウントに登録している友だちから期待している成果を得られない可能性があります。
このように、自社のイメージや希望に沿った制作物を作成してくれるかどうかは成果に関わる可能性があるため、制作物の出来も制作代行を依頼する会社を選ぶ際に確認する必要があります。
長期的なサービスを利用できる
長期的に配信代行を依頼したい場合は、配信から一定期間経ってから定期的にレポートの共有や施策のミーティングが行える長期運用サービスが利用できる会社を選びましょう。構築や制作物を作成して終了といったサービスは各項目のみピンポイントで代行してほしい場合には適していますが、長期的に成果を出すことを目的とした場合には向いていないサービスになるからです。
【長期運用サービスの選び方】
- 構築から運用までフルサポートができる
- 定点観測のレポートを提出して施策の効果を共有してくれる
- メールやミーティングで相談しながら改善案を出してくれる
構築や運用毎に別会社に依頼することになってしまうと、会社によって施策の違いや制作物のクオリティによって効果にばらつきが出てしまう可能性があります。このような事態を避けるために、構築から運用まで一貫し、同じ会社に運用代行を依頼するのが良いでしょう。
また、レポートを提出してくれる会社でないと、運用代行の効果が見えないために費用対効果を判別することができません。さらに改善案を出してくれない会社に依頼をしてしまうとLINEの運用効果が伸びない可能性が高いため、長期的な依頼をしてもLINE公式アカウントの成長が見込めないかもしれません。
そのため、長期的にサービスを依頼するのならば、月次でレポートを提出してミーティングで改善案を提案してくれる運用代行を選ぶと良いでしょう。
運用代行の費用相場
運用代行会社に依頼する際の費用は、依頼内容によって大きく異なります。定額制から追加課金制、契約時に初期費用を設けている会社もあります。
その他には、配信代行のみで1配信ごとの従量課金制度を利用している会社や、配信放題プランを設けている会社など、サービス内容によってコースを分けている会社もあります。このようなプランのある会社は、部分的に配信サポートを依頼したい場合に便利なスタイルです。
サービス内容が豊富な会社に多いのは、初期開設費+月額費を支払うパターンです。相場は初期開設費用が10~40万円、月額20~60万円で、提供サービスの量によって費用は異なります。
予算重視で会社を選ぶ場合、以下が目安となります。基本的に費用とサービス内容の量は比例していると考えることができます。
【運用代行会社の費用とできること】
月費用 | 代行可能な項目 |
10万円程度 | 初期設定、月1~2回のメッセージ配信代行、基本的な広告運用 |
20万円程度 | メッセージ配信代行数の増加、効果測定や分析 |
30万円以上 | 配信代行数の制限なし、本格的な広告運用やコンサルティングサービス |
構築のみ代行を依頼したい場合や、制作物は用意できるので構築後の運用のみ依頼したい場合など必要なサービスが決まっている場合は、必要なサービスのみ依頼可能な会社に依頼をすると、費用を安くすることができます。
まとめ
LINE公式アカウントの運用代行会社を決める際には、実績や制作物の品質の良い会社を選びましょう。継続的な代行を依頼する場合には、レポートを共有してくれて施策内容をブラッシュアップしてくれる運用会社でないと成果を出し続けるのは難しいためです。
長期の運用代行を依頼したい場合は、代行を依頼したい会社に任せたい業務内容での実績があるか、自社のイメージに合った制作物を作成してくれるか、配信から一定期間経ってから定期的にレポートの共有や施策のミーティングが行えるかを確認し、このようなサービスがある会社を選びましょう。
運用代行会社に依頼する際の費用は、依頼内容によって大きく異なります。サービス内容が豊富な会社に多いのは、初期開設費+月額費を支払うパターンです。依頼内容や実績と併せて自社の予算に適しているかを確認し、運用代行会社を選ぶようにしましょう。