LINE公式アカウントのあいさつメッセージの設定のコツについて解説

LINE公式アカウントを利用している人の中には、あいさつメッセージの内容に迷っている人もいますよね。あいさつメッセージは友だち追加後、すぐに配信されるため読まれる可能性が高く、LINE公式アカウントの第一印象を決める配信でもあります。

 この記事では、LINE公式アカウントのあいさつメッセージの配信のコツについて解説します。あいさつメッセージの配信内容をどのようにすれば良いのか迷っている人は参考にしてください。

あいさつメッセージでは様々なコンテンツが配信可能

あいさつメッセージでは、様々なコンテンツが配信可能です。テキスト以外にも動画やリッチメッセージ、クーポンも配信可能なので、あいさつメッセージを好きなようにカスタマイズして友だち追加を行ってくれたユーザーに配信することができます。

【配信可能コンテンツ】

• テキスト
• スタンプ
• 写真
• クーポン
• リッチメッセージ
• リッチビデオメッセージ
• 動画
• ボイスメッセージ
• リサーチ
• カードタイプメッセージ

コンテンツは最大５つまで配信ができ、プランのメッセージ通数にはカウントされません。友だち追加を行ってくれたユーザーに対して伝えたいことがあれば、あいさつメッセージに盛り込むとよいでしょう。

設定とメッセージ編集方法

あいさつメッセージの設定と編集は、PC、スマホ共に可能です。編集できる範囲も違いがないので、スマートフォンでもPCと同じようにあいさつメッセージの編集ができます。

スマホの場合は管理画面トップの「あいさつメッセージ」を選択、PCの場合は管理画面の「トークルーム管理」から「あいさつメッセージ」を選択すると、あいさつメッセージの編集画面が現れます。

 編集画面からテキストやスタンプ、クーポンなどを選択しメッセージを作成します。最後に「プレビュー」で配信イメージを確認し問題がなければ「保存」を選択すれば、あいさつメッセージの編集は完了です。

あいさつメッセージの変更は設定後すぐに反映されます。LINE公式アカウントを作成したばかりでデフォルトのあいさつメッセージになっている場合などは、早い段階であいさつメッセージの編集を行い、オリジナリティのあるものにするとよいでしょう。

設定のコツはアカウントから得られる情報を伝えること

あいさつメッセージ作成のコツは、このLINE公式アカウントからどのような情報が得られるかを伝えるようにしましょう。どのようなアカウントか紹介することにより、ユーザーの期待値上昇やブロック率の上昇を防ぐことができるからです。

たとえば、飲食業や小売業の場合は新商品販売のお知らせやクーポンがある場合はクーポンの配信を行う内容を記載すると、以降のお得な情報を期待してもらえるようになりアカウントのブロックをされにくくなります。

アカウントから得られる情報をあいさつメッセージ内に入れることで、次回以降の配信を心待ちにしてくれるユーザーが増加する可能性があります。そのため、ユーザーが期待するようなあいさつメッセージの内容を考え、設定するようにしましょう。

ユーザーに見てもらいやすくなるよう配信内容を工夫する

ユーザーに見てもらいやすくなるよう、配信コンテンツの内容を工夫しましょう。ユーザーに親近感を与える配信内容にすることで、定期配信を楽しみにしてくれるユーザーの増加やブロック率の低下に繋がります。

たとえば、テキスト内ではあいさつメッセージでは絵文字を使うことができます。改行や絵文字を適度に利用して読みやすく、親近感の出るメッセージを配信しましょう。ただし、B2Bアカウントなどビジネス寄りのアカウントで絵文字の多様をすると軽い印象になってしまうので、アカウント種別によって絵文字の量は調整しましょう。

その他にも、友だちのLINEユーザー名をあいさつメッセージ内に入れることができます。名前を表示させたい部分に「友だちの表示名」と設定しておくと、送信時にユーザーのアカウント名に自動変換されます。「友だちの表示名」だけでは呼び捨てになってしまうため、後に「さん」や「さま」などの敬称を入れるようにしましょう。

テキスト以外にも動画で自社商品やサービスの告知動画を配信したり、初回限定クーポンを配布したりするなど業種によって自社の魅力が最大限伝わるコンテンツを利用し、友だちの興味関心を引けるメッセージを配信しましょう。

あいさつメッセージの配信事例

LINE公式アカウントのあいさつメッセージの配信例として、当サイトを運営する株式会社SoLaboの『創業融資ガイド』、『補助金ガイド』のあいさつメッセージを紹介します。あいさつメッセージの内容に迷っている人は参考にしてください。

両方のあいさつメッセージ内に共通して、自社サイトやYouTube動画など、友だちに見てほしい外部リンクのタップを促す内容を記入しています。

 その他には、あいさつメッセージに限らずメッセージ配信を行う際は共通して読みやすくなるよう改行を増やしています。B2Bアカウントなので、絵文字は多くならないよう適度に文末に入れるよう意識しています。

【創業融資ガイド】

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創業融資ガイドのあいさつメッセージでは、リッチメッセージ内にある診断画面へ誘導を行っています。「無料診断」をタップすると、自社サイトの入力フォームに遷移するので、あいさつメッセージから間もなくコンバージョンを取れる可能性が上がる仕組みになっています。

【補助金ガイド】

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補助金ガイドでは、あいさつメッセージでテキストと共に事業に役立つ4つのリッチメッセージを配信しています。リッチメニューの内容としては、補助金申請に利用するテンプレートデータ２つと補助金活用ノウハウの動画、補助金申請に関する情報が掲載されている自社資料の4つです。

データ、自社資料はタップするとPDFが表示され、動画はYouTubeに遷移する仕組みになっています。YouTubeへの遷移率は管理画面を確認したところ約18％あったので、自社サイトや動画を見てもらいたい場合はあいさつメッセージに外部リンクを付けると定期配信よりもクリック率が増加する可能性があります。

まとめ

あいさつメッセージは友だち追加後すぐに配信されるメッセージを指します。あいさつメッセージでは、様々なコンテンツが配信可能で、テキスト以外にも動画やリッチメッセージ、クーポンも配信可能です。

あいさつメッセージの設定と編集は、PC、スマホ共に可能です。LINE公式アカウントを作成したばかりでデフォルトのあいさつメッセージになっている場合などは、早い段階であいさつメッセージの編集を行い、オリジナリティのあるものにするとよいでしょう。

あいさつメッセージ作成のコツは、このLINE公式アカウントからどのような情報が得られるかを伝えるようにしましょう。どのようなアカウントか紹介することによりユーザーの期待値上昇やブロック率の上昇を防ぐことができ、自社のLINE公式アカウントに関心のあるユーザーにメッセージ配信を行っていけるようになります。