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企業のLINE公式アカウントの友だちを増やす方法を解説

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株式会社solabo

株式会社SoLabo(ソラボ)は、SEO、コンテンツ制作、SNS戦略からデータ分析まで、総合的なデジタルマーケティングでお客様のビジネスをサポートします。

LINE公式アカウントを開設したものの、思うように友だちが増えずに困っている企業もありますよね。LINE公式アカウントを開設するだけでは、友だちを増やすことは難しいでしょう。

企業のLINE公式アカウントで友だちを増やすには、ユーザーがLINE公式アカウントを友だち追加したくなるような施策を行う必要があります。また、LINE公式アカウントを認知してもらうために、多くのユーザーの目に触れることや店舗などで直接声掛けを行うことも有効です。

この記事では、企業がLINE公式アカウントで友だちを増やす方法について解説します。企業のLINE公式アカウントの友だちを増やし、集客や売上につなげたいと考えている人は参考にしてみて下さい。

企業のLINE公式アカウントを友だち追加するメリットをユーザーへ提示する

企業のLINE公式アカウントの友だちを増やすためには、LINE公式アカウントを友だち追加することで何ができるのかをユーザーへ提示しましょう。ユーザーにLINE公式アカウントのお得さや便利さを感じてもらうことが、友だち追加の前提となるためです。

たとえば、LINE公式アカウントではクーポンやショップカードを作成してユーザーに配布が可能です。クーポンやショップカードのインセンティブを目的にLINE公式アカウントを利用するユーザーもいるため、特典を用意することで友だち追加のきっかけ作りができます。

ほかにも、身近なツールであるLINEで店舗の最新情報を受け取れることや、チャットから予約や問い合わせができることなど、ユーザーが使いたいと思えるサービスをアピールしてみて下さい。LINE公式アカウントを友だち追加することにメリットを感じてもらうことで、友だち追加やアカウントの利用を促進し、ブロックの防止にもつながるでしょう。

認証済アカウントになると友だち追加を促進するサービスを利用できるようになる

LINE公式アカウントが認証済アカウントになると、友だち追加を促進する以下のサービスの利用が可能となります。

  • LINEのキーワード検索結果へ表示される
  • 友だち追加促進用のノベルティを購入できる
  • 友だち追加広告を利用できる

LINE公式アカウントには誰でも開設できる未認証アカウントと、LINEの審査に合格した認証済アカウントがあります。認証済アカウントになることで、LINEのキーワード検索に表示されるようになるほか、友だち追加促進のためのノベルティの購入や友だち追加広告の利用が可能となります。

未認証アカウントのままでもLINE公式アカウントの運用は可能ですが、友だち追加に関連する一部のサービスの利用が制限されています。企業のLINE公式アカウントとして友だちを増やしていきたい場合は、認証済アカウントを申請すると良いでしょう。

アカウントのキーワード検索結果へ表示される

認証済審査に合格すると、LINE公式アカウントのキーワード検索結果に表示されるようになります。

未認証アカウントでは、ユーザーが友だち追加をする場合にIDまたは電話番号の入力が必要です。しかし、認証済アカウントであればアカウント名やプロフィールに記載の内容がキーワード検索にヒットするため、友だち追加されやすくなります。

ただし、認証済アカウントになるとアカウント名の変更ができなくなります。認証済審査に申し込む際は、企業や店舗の正式名称などユーザーが検索しやすいアカウント名で申請をしましょう。

LINE公式アカウントの認証済審査について詳しく知りたい人は、LINEの公式サイトの「 LINE公式アカウントの審査とは|認証済アカウント申請時の注意点」をご確認下さい。

友だち追加促進のノベルティを購入できる

認証済アカウントになると、店舗などでLINE公式アカウントの友だち追加の促進に利用できる有料のノベルティを購入できます。

有料ノベルティは、LINE公式アカウント管理画面の友だち追加ガイド内にある「案内ガイド購入」から注文が可能です。管理アプリからの注文はできないため、WEB版のLINE公式アカウントを利用して下さい。

【有料ノベルティ一覧】

種類 金額(税込み) QRコード印字
三角ポップ ¥550/枚
三角ポップ

(自由記入枠あり)

¥550/枚
ラミネートパネル(A5) ¥660/枚
ラミネートパネル(A4) ¥880/枚
ショップカード ¥3,300/セット

(1セット100枚)

ステッカー ¥220/枚 ×

※別途送料が掛かります

ノベルティにはPOPやショップカードなど複数の種類があります。ステッカー以外はLINE公式アカウントのアカウント名やID、QRコードが印字され、ユーザーは検索への入力やQRコードの読み込みから友だち追加画面へアクセスできます。

ショップカードは来店者へ配布し、ポップやラミネートパネル、ステッカーは店舗へ掲示してユーザーにLINE公式アカウントを宣伝すると良いでしょう。

友だち追加広告を利用できる

認証済アカウントでは、LINE公式アカウントの友だちの獲得を目的とした友だち追加広告を利用できます。

友だち追加広告はLINEのトークリストやLINE NEWS、LINE VOOMの画面上に表示され、ユーザーが友だち追加ボタンを押すことで友だち追加が完了します。LINE広告は予算内で配信数を調整できるほか、ユーザーの属性や行動から商品やサービスに興味のありそうなユーザーに絞った配信が可能です。また、友だち追加広告の費用は成果に応じて発生するため、友だちが獲得できなければ料金はかかりません。

友だち追加広告を利用すると、広告料は掛かりますが多くのユーザーに対して一斉にリーチできます。LINEは幅広いユーザーに利用されているツールであり、企業が友だちを増やすための有効な手段と言えるでしょう。

友だち追加広告の利用方法や費用について詳しく知りたい人は、LINEの公式サイト「友だち追加広告」をご確認下さい。

店舗への掲示や来店者への声掛けでLINE公式アカウントをアピールする

オフラインでの施策として、店舗への掲示や来店者への声掛けによってLINE公式アカウントをアピールする方法があります。

たとえば、「LINEの友だち追加で本日のお買い物から使えるクーポンをプレゼント」というポスターを店内に貼っておけば、クーポン目当ての来店者がLINE公式アカウントを友だち追加してくれる可能性があります。ポスターに友だち追加用のQRコードを添付しておくことで、ユーザーはコードを読み込んでLINE公式アカウントの友だち追加画面にアクセスできます。

また、会計や接客時に来店者へ直接声掛けをして、LINE公式アカウントの友だち追加を案内することも有効です。ポスターやポップなどの店内の掲示だけでは見逃されてしまう場合があるため、確実にユーザーへ情報を届けるためにスタッフからも声掛けを行うと良いでしょう。

企業のホームページやSNSからの友だち追加の導線を作る

企業のホームページやSNSを利用して、LINE公式アカウントの友だち追加の導線を作ることができます。

たとえば、企業の公式ホームページ内にLINEの友だち追加のバナーを設置して、ホームページ経由でLINE公式アカウントへの誘導が可能です。サイトのメニューなどサイト訪問者の目につきやすい位置にバナーを設置すると、より多くのユーザーに認知してもらえる可能性が上がります。

また、TwitterやInstagramの投稿やプロフィール欄に、ユーザーを企業のLINE公式アカウントへ誘導するリンクを設定することも有効です。企業の投稿に興味を持ったユーザーからいいねや友だち追加をされることで、SNSの強みである投稿のシェアによって多くのユーザーへの拡散が期待できます。

ホームページやSNSを利用すれば、追加の費用を掛けずに友だち追加の促進が見込めます。LINE公式アカウントでは友だち追加経路の測定もできるので、ユーザーの流入が多い媒体の運用を強化していくと良いでしょう。

LINE公式アカウントの友だち追加経路を測定する方法については、LINEの公式サイト「友だち追加ガイド」を参考にしてみてださい。

プレミアムIDを取得することで友だち検索されやすくなる

LINE公式アカウントのプレミアムIDを取得することで友だち検索されやすくなり、企業のLINE公式アカウントの友だちを増やす効果が期待できます。通常はランダムの英数字が羅列されたベーシックIDが付与されますが、プレミアムIDは任意の文字列を設定できるので、店名や企業名などユーザーが検索しやすいIDに設定できるからです。

たとえば、ベーシックIDは123abcdefなど8文字のランダムな値が割り振られるため、検索で表示されることはほとんどありません。一方でプレミアムIDにするとIDに任意の英数字が割り振れるようになるため、検索結果に表示される可能性が上がります。

運用中のLINE公式アカウントを途中でプレミアムIDに変更することも可能で、IDが変わっても友だち追加用のQRコードやURLが変更されることはありません。IDの入力や記載のミスによる機会損失を減らすことにもつながるため、プレミアムIDの利用を検討してみると良いでしょう。

プレミアムIDと認証済アカウントは別物

プレミアムIDと認証済アカウントは別物であり、取得方法や費用、できることが異なります。

プレミアムID 認証済みアカウント
取得方法 利用料金を支払って契約する アカウント認証審査に合格する
料金(税込み) ¥1,320/年

(※iOSアプリからの購入は¥1,430/年)

¥0

できること

・LINE公式アカウントのIDを任意の文字列に変更できる

・アカウントのID検索がしやすくなる

・キーワード検索結果へ表示される

・友だち追加広告を利用できる

・有料ノベルティを購入できる

・請求書決済が利用できる

・青色の認証済みバッジが付与される

プレミアムIDは利用料金を支払うことで取得でき、IDを店舗や企業名などに設定して友だち検索されやすくすることが主な目的です。プレミアムIDの取得後も、LINE公式アカウントで利用できる機能に変更はありません。

一方で、認証済アカウントになるための料金は掛かりません。LINEの審査に合格し認証済アカウントになることで、友だち追加に関する様々な機能や請求書決済など、LINE公式アカウントで利用できるサービスが増えます。また、LINE公式アカウントに付与されるバッジの色が灰色から青色に変わり、ユーザーからの信頼性にもつながります。

プレミアムIDと認証済アカウントは、LINE公式アカウントの運用に必須ではありません。また、未認証アカウントでプレミアムIDを利用することや、認証済アカウントをベーシックIDのまま運用することも可能です。LINE公式アカウントでの必要性に応じて、プレミアムIDの取得やアカウントの認証審査を検討してみて下さい。

友だち追加で無料ダウンロードできるプロモーションスタンプを配布する

条件に応じて無料ダウンロードできるプロモーションスタンプを配布することで、ユーザーが企業のLINE公式アカウントを友だち追加するきっかけを作ることができます。プロモーションスタンプを目的に、LINE公式アカウントを友だち追加するユーザーも多いためです。

LINEの調査によると、LINEユーザーの80%以上が企業のLINE公式アカウントが配布する無料スタンプを利用しています。プロモーションスタンプのダウンロードがきっかけで企業に興味を持つユーザーや、実際に商品やサービスを利用するようになるユーザーも多く、集客や売上の増加も期待できます。

プロモーションスタンプは、ダウンロードしたユーザーに利用してもらうことで「使われる広告」としてLINE公式アカウントの友だち以外のユーザーにも拡散が可能です。プロモーションスタンプがLINEのユーザー同士で利用されることによって、LINE公式アカウントの友だち以外のユーザーにも企業や商品が認知されるきっかけを作れます。

ただし、LINEプロモーションスタンプの利用には最低でも200万円の費用が掛かります。導入に掛かる費用と、友達を増やすことで企業が得られるメリットを考慮して、LINEプロモーションスタンプの利用を検討すると良いでしょう。

LINEプロモーションスタンプの詳細は「LINE公式アカウントでスタンプを配布する方法と費用を解説」をご確認下さい。

まとめ

企業のLINE公式アカウントで友だちを増やす方法として、オンラインとオフラインでそれぞれできる施策があります。公式ホームページやSNS、実店舗などに友だち追加の導線を作ることで、様々な経路からの友だち追加を増やしていきましょう。

LINE公式アカウントを友だち追加してもらうには、前提としてユーザーに友だち追加のメリットを感じてもらう必要があります。また、友だち追加された後でも、ユーザーにとって必要がなくなればLINE公式アカウントはブロックされてしまう可能性があります。友だち限定のクーポンを定期的に配布することや、LINEで予約や問い合わせができることをユーザーにアピールし、企業のLINE公式アカウントを継続して利用してもらえるよう工夫してみて下さい。

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