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LINE広告のクリエイティブ審査に落ちる理由と必要な期間を解説

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株式会社solabo

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LINE広告を利用したいという人の中には、LINE広告のクリエイティブ審査に落ちないか心配、一度審査に落ちてしまったという人もいるでしょう。

LINE広告のクリエイティブ審査に通るには、遷移先の情報まですべて揃っているのと同時に、ユーザーから評価を得られる広告作成を行わなくてはなりません。

この記事では、LINE広告の審査に落ちる理由と審査の結果が出るまでに必要な期間を解説します。LINE広告のクリエイティブ審査が通るか不安、どのくらい待てばいいのかわからない、という人は参考にしてみてください。

LINE広告のクリエイティブ審査に落ちる理由と承認されるコツ

LINE広告のクリエイティブ審査に落ちる理由として以下が挙げられます。これらを満たしていない場合は審査に落ちる可能性が高くなるため、この5点を押さえてから広告の審査に進みましょう。

【主な否認理由】

・各種関連法規やLINE社ガイドラインに抵触する恐れがある場合

・ユーザーが不快と感じる可能性がある場合

・訴求内容に不備がある場合

・不完全な状態のランディングページとなっている場合

・審査通過後のモニタリングによって審査結果が更新された場合

クリエイティブの審査に早く通るためには遷移先の情報を正しく記入したうえで、広告内容が一目で伝わるポジティブな内容のクリエイティブの作成を意識し、正しく商材・サービスの内容が伝わるような表現を心がけましょう。

各種関連法規やLINEのガイドラインに抵触する恐れがある場合

審査に出したクリエイティブが各種関連法規やLINEのガイドラインに抵触する恐れがある場合は、審査に落ちる可能性が高くなります。

たとえば、「しわが消える」などの優良誤認となり得る表示や、「期間限定」と表記しているにも関わらず期限の明示がないものは承認されません。ユーザーに誤解を与える表現のほか、記載すべき情報がもれている場合は各種関連法規に抵触する恐れがあります。

また、LINE広告審査ガイドラインに抵触するおそれがある画像を使用したものや、LINEの「友だち」を、「友達」「ともだち」「お友だち」と表記した場合も否認となります。

各種関連法規やLINEのガイドラインに抵触して審査否認になった場合、クリエイティブの修正は不可で再審査には作り直しが必要となります。

各種関連法規やLINEのガイドラインに抵触しないよう、クリエイティブ審査を行う際は『広告・ランディングページ(遷移先)作成の注意点』および『LINE公式アカウントガイドライン』を事前に確認しておきましょう。

ユーザーが不快と感じる可能性がある場合

ユーザーが不快と感じる可能性のあるクリエイティブの場合は、審査に落ちる可能性が高くなります。

LINE社が定めている不快とされるクリエイティブには、大きく分けて以下があります。

【ユーザーが不快に感じる可能性があるものと広告の具体例】

不快とされる表現 具体例
コンプレックス箇所を浮き立たせ、不安を煽る表現を含むもの ・「痩せればイケメンに!?」

・「血圧高すぎ?!」

その他、過度な肌露出、性に関する表現、暴力、反社会的な表現、グロテスクな表現や画像など

ネガティブな感情を煽る、恐怖感を与える表現を含むもの ・「リボ地獄から解放されたい方へ」

・「あなたの白髪、ヤバいの気付いてない?」

など

在庫数の少なさや、購入を過度に煽る表現を含むもの ・「在庫残り僅か!」

・「早い者勝ち!」

など

視覚的に注意を引くことだけを目的としているように思われる表現を含むもの ・理由なく「助けて!」や「禁止」とだけ書かれたもの

・LINE NEWSの記事と誤認を招くおそれがある表現やマークの利用

など

商品やサービスとは関係がないと思われる表現 ・「内緒で借金を減らせます」というタイトルとともに、広告内容に関係のない女性の静止画を挿入する

など

ユーザーが不快に感じる可能性があるクリエイティブを作成し審査否認になった場合、クリエイティブの修正は不可で再審査には作り直しが必要となります。

ユーザーが不快と思う広告を作らないようにするためには、LINE社が定めたクリエイティブのルールを守り、正しく商材・サービスの内容が伝わるような表現を心がけましょう。詳しい注意点や各業種の広告ルールについては、LINE for Business内の「広告・ランディングページ(遷移先)作成の注意点-基礎編-」を確認してください。

クリエイティブの訴求内容に不備がある場合

クリエイティブの訴求内容に不備がある場合は審査否認の対象になります。訴求内容の不備とは、主にテキスト・画像・動画・ランディングページの関連性がない場合や訴求内容が相違している場合を指します。

たとえば、化粧品の広告をタップしたのにも関わらず、遷移先が健康食品の販売ページである場合や、タイトルが「男性の方におススメ!」なのにも関わらずクリエイティブの画像は女性であるなど、相違があるものは否認されます。

その他にも、不動産関係で広告アカウントを登録したにも関わらず美容系の広告を配信するなど、広告アカウント登録時のカテゴリーの内容とクリエイティブのカテゴリーが違う場合も審査落ちの対象になり、審査否認となります。

不完全な状態のランディングページとなっている場合

広告作成画面にて入力したランディングページ(遷移先)が以下に該当する場合、否認となります。

・設置しているリンクの遷移先が存在しない、もしくはエラー表示となる

誤字脱字がある

画像が正常に表示されない

・記載しているキャンペーンの対象期間が終了している

・「お問い合わせ」や「会員登録」などのフォームで、ユーザーの個人情報を取得しているが、個人情報の取り扱いやプライバシーポリシーがない

・広告アカウント作成時に登録した「広告主正式名」とランディングページに記載している広告主名が一致しない

・ランディングページがスマートフォンで操作閲覧できないページである

ランディングページが正常に表示できない、誤操作を誘発する可能性がある

ランディングページの不備で審査落ちしないためには、広告主の情報や個人情報の取り扱いについて漏れなく記入すること、ユーザーが広告から遷移した際に違和感を抱かないランディングページにすることを意識しましょう。

審査通過後のモニタリングによって審査結果が更新された場合

審査通過後も広告に対するモニタリングが実施されており、掲載していた広告が否認に変わる場合があります。配信中の広告がある場合は、広告の配信が停止します。

広告が突然否認扱いになった場合は、広告の掲載内容、ランディングページに不備や不適切な内容がないか確認してみましょう。

クリエイティブの審査に必要な日数

LINE広告のクリエイティブ審査に必要な日数は広告作成日から5営業日程度とされています。システムの機械審査だけでなく、目視でも審査を行っているため日数がかかる場合がありますが、短い場合だと5分で審査が終了します。

2023年の1月から広告モニタリングが強化されたため、短い時間での審査が実現可能になりました。申請数や申請内容によって審査日数は前後するため、審査結果は管理画面で定期的に確認を行いましょう。

審査状況の確認方法は、LINE for BusinessのFAQ内にある「審査状況はどのように確認できますか?」を参考にしてみてください。

広告アカウントが承認されていない場合は審査日数が延びる

広告アカウントが承認されていない場合は審査期間が延びます。広告アカウント審査が5営業日程要するので、広告審査と合わせると10営業日程必要になる場合があります。

まだ広告アカウントの審査が通っていないという人は、広告を配信できるまで2週間ほど見ておくことをおすすめします。

まとめ

LINE広告のクリエイティブ審査に落ちた場合、様々な原因が考えられます。

LINE広告のクリエイティブ審査に落ちたら、まずは広告の表記が各規程に反していないかの確認や、広告内容がユーザーを不快にするものではないか、広告とランディングページの内容は一致しているか、ランディングページに不備はないかなどを確認しましょう。

LINE社は個別の問い合わせを受け付けていないため、自身で審査に落ちた原因を探して改善する必要があります。広告内容を見返し、クリエイティブのどの部分の修正が必要かを判断し、広告の再審査を行いましょう。

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