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指定はできる?LINE広告の配信面の種類と対応する画像サイズについて解説

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株式会社solabo

株式会社SoLabo(ソラボ)は、SEO、コンテンツ制作、SNS戦略からデータ分析まで、総合的なデジタルマーケティングでお客様のビジネスをサポートします。

LINE広告を配信したい人の中には、広告がどこの配信面に表示されるか、また配信面の指定はできるか気になる人もいるでしょう。

LINE広告の配信面は主にLINEファミリーアプリと提携のLINE広告ネットワークの2種類があり、これらの配信指定は可能です。一方、LINEトーク画面に広告を出すなど細かい配信面設定はできませんが、対応する画像サイズを調整することで広告を出したい場所に出稿する可能性を少し高めることはできます。

この記事では、LINE広告の配信面の種類と対応する画像サイズを解説します。LINE広告の配信面が気になる人は参考にしてみてください。

LINE広告で指定できる配信面はファミリーアプリとLINE広告ネットワークの2種類

LINE広告の配信面は、LINEファミリーアプリ内とLINE広告ネットワークの2種類の枠が存在します。

【配信面の特徴】

アプリ種類 利用ユーザー数 最低入札価格
LINEファミリーアプリ 国内9,500万人超 24円~
LINE広告ネットワーク 提携サービスごとにばらつきがある 1円~

LINEファミリーアプリは、LINE本アプリやLINE musicなどのLINE社が直接運営するアプリです。利用者数がLINE広告ネットワークと比べて多いため、たくさんの人に広告を閲覧してもらえる可能性がある一方、広告が表示されるための入札価格は高めです。

LINE広告ネットワークはウェザーニュースやクックパッドなど、LINE社とパートナーシップを結んでいる企業が運営するメディアアプリのネットワークです。閲覧ユーザーにばらつきがあるものの、最低入札額が低めで低予算からでも広告にチャレンジしやすい特徴があります。

2種類の配信面に関して、どちらにも出稿する設定もできますし、いずれかのみに出稿する設定も可能です。配信面の設定は広告グループの作成時にできますので、自社の予算感に合わせて併用するかどちらか片方に出稿するかを決めると良いでしょう。

なお、キャンペーンの目的で友だち追加広告を選択している場合は、LINE広告ネットワークは利用できず、LINEアプリ内でのみ配信されます。

LINEファミリーアプリ内の配信面

LINE広告の配信面はアプリ内に13種類あります。

【LINEファミリーアプリ内の配信面】

  • ホーム画面
  • トークリスト上部
  • LINEオープンチャットのホーム画面とチャット画面内
  • タイムライン上の広告枠
  • ニュース画面の広告枠内
  • ウォレットホーム画面の広告枠
  • LINEポイントクラブの広告枠
  • LINEマイカードの広告枠
  • LINEショッピング内の広告枠
  • LINEチラシ内の広告枠
  • LINEレシートの広告枠
  • LINE Monartyの広告枠
  • LINE musicなどファミリーアプリの広告枠

13種類もの配信面があるものの、出稿者側がLINEファミリーアプリ内で広告の配信面を指定することはできません。そのため、とくに多くのユーザーが使うことが想定されるトークリスト上部の枠に狙って出稿することはできません。

ただし、ファミリーアプリ内の各配信面には表示される画像サイズが決まっています。出稿したい配信面に合わせたフォーマットを作成することで狙った配信面で出稿される可能性を高めることはできるので、クリエイティブ作成前にどのサイズがどの枠に出稿されるか確認しておくと良いでしょう。

LINE広告ネットワークで広告が表示されるアプリ

LINE広告ネットワークは10,000を超えるアプリメディアへ配信可能なネットワーク広告です。ニュースや天気、金融からエンタメなど多くのジャンルに対応しているため、幅広いユーザーに向けた広告配信が可能です。

【LINE広告ネットワークで広告が表示されるアプリメディア例】

  • ウェザーニュース
  • マネーフォワード
  • クックパッド
  • ジモティー
  • マンガUP!
  • ルナルナ

LINE広告ネットワークでは、特定のアプリにのみ配信をするなどの配信面の指定はできません。たとえば飲食系サービスの広告を、親和性の高いレシピアプリであるクックパッドにのみ配信するといった設定をすることは不可能です。

配信面の細やかな設定はできないものの、LINE広告の管理画面上でセグメントすることで、閲覧ユーザーを絞ることはできます。そのため、LINE広告ネットワークに配信をする時は、どのアプリに出てもターゲットユーザーをブラさないようにセグメントの設定をしておくと良いでしょう。

LINE広告の配信面に対応する画像サイズ

LINE広告で配信できるクリエイティブの画像サイズには、静止画が5種類、動画が3種類のフォーマットがあります。

【フォーマットのサイズと対応クリエイティブ】

フォーマット

サイズと対応クリエイティブ

Card 静止画(1200 x 628px)と動画(画面比率16:9)
Square 静止画(1080 x 1080px)と動画(画面比率1:1)
画像(小)

静止画専用(600 x 400px

静止画専用(600 x 400px)
画像(アニメーション) 静止画(600 x 400px)でイラストやテキスト等のモーション再生が可能
Vertical 動画専用(画面比率9:16)
カルーセル 静止画専用のフォーマット(1080 x 1080px)

1つの広告枠にスライド式で画像を最大10点掲載可能

LINE広告の主な配信面の対応サイズは以下になります。配信したい場所の画像サイズを把握し、サイズ規定に沿ってクリエイティブを作成しましょう。

【LINE広告の主な配信面の対応サイズ】

配信面 対応フォーマット
トークリスト Card(静止画のみ)、Square(静止画のみ)、Small Image(画像小)
LINE NEWS Card、Square、カルーセル
LINE VOOM(タイムライン) Card、Square、Vertical、カルーセル
ウォレット Card、Square
LINEマンガ Card、Square
LINEポイントクラブ Card、Square、カルーセル
LINEショッピング Card、Square
LINEチラシ Card、Square
LINEマイカード Card
ホーム Card、Square、カルーセル、Small Image(画像小)
LINE Monary Card、Square、
LINEレシート Card、Square、カルーセル
LINE オープンチャット Card(静止画のみ)、Square(静止画のみ)、Small Image(画像小)
LINEファミリーアプリ Card、Square、Vertical、Small Image(画像小)、カルーセル
LINE広告ネットワーク Card、Square、Vertical、Small Image(画像小)、カルーセル

希望の配信面に合わせてクリエイティブを作成することで希望の配信面に配信できる可能性が上がります。LINE広告で出稿箇所を増やしたいなら、可能な限り多くのフォーマットを作成しておくことで、掲載面を増やしておくと良いでしょう。

各フォーマットの詳細やクリエイティブ制作についての詳しい内容は『LINE広告クリエイティブとは?配信面や作成のコツを解説を参考にしてみてください。

まとめ

LINE広告の掲載面は自身で指定することが出来ません。広告のサイズや自社広告に興味関心が高い層が多いメディアなどによって自動で決定されます。

広告はサイズによって静止画のみでなく動画でも作成可能です。広告を様々な面に配信したい場合、サイズや訴求軸の異なる広告を複数用意しておくと、他の広告面に掲載される可能性があります。

配信したい広告面がある場合は、対応サイズで広告を作成してみると良いでしょう。

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